南三陸NPプロジェクト

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株式会社佐久

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森林再生

生物多様性

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このプロジェクトについて

宮城県南三陸町において、生物多様性に配慮した持続可能な森林経営や自然動物保護を行うプロジェクトです。森林では、できるだけ下草刈りを控えて生物の生活環境を維持したり、伐採後の材木利用をモニタリングすることで責任ある使用を確保しています。イヌワシの保護や地域経済の支援も推進しています。本事業は、株式会社佐久と同地域初のFSC® 認定団体である南三陸町森林管理協議会、WWFジャパンとのパートナーシップにより運営されています。

基礎データ

面積

267.21 ha

裨益人口

地域の林業従事者、地域社会に裨益

自然資産

スギ、アカマツ、ヒノキ

経済社会効果

木材、木材加工品、地域雇用創出効果、地球温暖化対策、土壌浸食防止などの間接的経済効果

CO2吸収量

160,385 tCO2

カーボンクレジット

購入不可

インパクト1

生物多様性とCO2吸収量の増加

森林の整備によって生物の生息地を提供し、生物多様性を推進します。
樹木が光合成により二酸化炭素を吸収し、有機炭素として体内に蓄積します。
ここで行われている森林管理はFSC認証を取得しています。

インパクト2

木材の利活用による経済効果と防災効果

木材や木材加工品を供給すること、山林を観光資源とすることで地域に経済効果をもたらします。
森林の土壌浸食防止、洪水防止効果により防災機能を高めています。

活動1

苗木の育成と植樹

地域に適した苗木を安全な場所で数年間育てます。
苗木が育ったら、植栽場所の下草を刈り、苗木を植えます。下草刈りでは、下層植生をできるだけ残すことで生物の生息地を維持します。
森林の過密状態を防ぐための間伐や枝打ちを行いながら樹木を育て、樹木が十分育ったら伐採して利用します。
伐採後には再植林を行い、森林経済を循環させます。

活動2

木材や木材加工品の製造

良質な原木を育て、建材、家具などに加工します。南三陸杉は木目の美しい美人杉と呼ばれています。

活動3

観光や教育題材として利用

森林は季節による景観の変化、樹木の持つ空気清浄効果によるレクリエーション効果があるといわれています。本事業では、森林を観光資源として、エコツーリズムや教育プログラムに利用しています。

活動4

イヌワシの生息環境の再生

南三陸はかつてイヌワシの生息地でした。本事業では、イヌワシの定着と繁殖を実現するため、専門家による調査を行い、イヌワシの狩場となる山の環境を整備しています。

プロジェクトスポンサー

このプロジェクトは現在スポンサーを募集しています

ロケーション

アワードと認定

The Forest Stewardship Council (FSC) is an international certification system that ensures forests are managed responsibly to provide environmental, social, and economic benefits.

SDGについて

Goal 12 ensures sustainable consumption and production patterns, promoting resource efficiency and reducing waste.
Goal 13 urges to take urgent action to combat climate change and its impacts, promoting resilience and adaptive capacity.
Goal 15 aims to protect, restore, and promote sustainable use of terrestrial ecosystems, sustainably manage forests, and combat desertification.